「月は二度、涙を流す」そのF


「ねえ、兄さま。今日ね、不思議な事があったの」
 夕食の時間、光は舞夜の事を望に話した。それを聞いた望は手に持ったフォークを止めた。恵美も真一郎も手の動きを止めた。止められた、と言った方が正確な動きだった。そんな中、優香だけは慌てた素振りも見せず、ステーキを切り続けている。ステーキの隣の置いてあるグラスの中の真っ赤なワインが、表情を変えない優香を映している。
「どこで見たんだ? その女の子」
「食堂で。お腹が空いてたみたいで、冷蔵庫の中のケーキを食べてたわ」
「‥‥そうか」
 望はゆっくりと顔を真一郎に向けた。真一郎はどこを向いていいか分からず、目を泳がせる。恵美は鋭い視線で、真一郎を睨んでいた。
「兄さま、その子知ってるの?」
 そんな三人の事などまるで分からない光は、呑気に望に訊ねる。望は話す事を拒むようにグラスの水を一気に飲み干すと、無理に笑顔を作った。光には、それが普通の笑顔に見えていた。
「いや、知らないよ。あれじゃないのか? ほら、麓にある田舎の子供か誰かがふざけて中に入ったのかもしれない。ここは普通の人から見たら、お化け屋敷みたいなもんだからさ。きっとそうだろ」
 麓までは車で三十分以上かかる。歩いてくるのならば一時間半はかかる。そんな長い道程を歩いてくる子供などまずいなかった。しかし、望には咄嗟に浮かんだ理由がそれしかなかった。
「本当にそうなのかしら?」
 流石の光も小首を傾げる。いくら鈍感な光でも、こんな言い訳でも言い逃れは難しかった。そこに優香がぽそりと呟く。
「親子連れの盗賊かも」
「盗賊?」
「そう。うちみたいな屋敷だと、泥棒なんてそんなに珍しい事じゃないわ。それに、泥棒稼業って子供にも継がせようとするらしいから、その訓練だったのかも」
 盗賊という聞き慣れない言葉を聞いて、光も口篭もってしまう。そんな事無いわ、と言いたかったが、泥棒がよく入るのも確かに事実だった。しかし、この屋敷に置いてある家具や調度品の殆どが精巧なレプリカな為、何点か盗まれても大した被害ではなかった。
「また会った時に、ちゃんと聞いてみればいいのよ。って、喋れないんだっけ、その子。なら、手を放さなければいいのよ」
 優香はうまい具合に、光の疑問を掻き消していた。その子が誰なのか、誰も言わない。ならば、もう一度会った時に聞けばいい。しかし、もうそんな事はありえない。これからは真一郎の施錠もより慎重なものになるはずだ。だから、もう会う事は無い。だから、光に次の期待をさせた。
 食事を済ますと、光は図書館でやるはずだった勉強を部屋でやってくる、と言って四人よりも早く食堂から出ていった。残った四人はしばらくの間無言だった。優香がグラスを持つ静かな物音だけがした。そして、その静寂を破ったのも優香だった。
「真一郎さん、今度からはちゃんと鍵掛けてね。でないと、殺しちゃうわよ」
 真一郎を見る優香の目は、今日殺した少年に向けた目と同じだった。真一郎は震える首を懸命に縦に曲げた。


 望は時計を覗いた。時間は午前二時。光の部屋から出ていた明かりも、今は消えている。窓の外に広がる草原も、底の無い暗黒に姿を変えている。鳥も囀りも無ければ、風が草木で撫でる音も無い。
 望は光の部屋の前から足音を立てないように去り、そして真一郎の待っている一階の廊下の突き当たりに向かった。真一郎は落ち着かない様子で、扉付近に立っていた。そして、望の姿を発見すると、気まずそうに笑顔を見せた。望はその笑顔を見ても、笑おうとはしなかった。
「もう光は眠ったみたいだ。行こう」
「ああっ」
 震える手で真一郎は扉を開けた。これから春になろうとしている時期なのに、外はやけに寒かった。昼間の気怠い暖かい空気とは全く違っていた。
 車庫に入ると真一郎は鍵を使わずに、扉の把手に手をかけた。扉はキキキッという嫌な音を立てながら開いた。真一郎は小さなため息を吐く。
「もう二度と、こんなヘマはしないよ」
 望が先に扉の中に入る。真一郎の顔を見ずに望は冷たく言い放つ。
「母さんなら、本気で殺すかもしれませんからね」
 鉄の階段を十段位降りると扉がある。当然その扉の鍵も掛かっていなかった。扉を開けると二つの部屋がある。一つの部屋、男の子がいるはずの部屋には、もう誰もいなかった。女の子の部屋には舞夜がいた。ベッドの上でつまらなそうに足を振りながら座っている。「確かに、部屋を出てはいけないとは言わなかった」
 望はゆっくりと部屋に入る。舞夜は望の姿を見ると、子犬のように喜びながら駆け寄ってきた。望は冷たくその笑顔を見下ろしていた。
「いいかい? これからは例え鍵がかかってなくても部屋から出てはいけないよ。おやつも用意する。暇潰しの玩具も用意する。だから、部屋から出てはいけない」
 情況が飲み込めていないのか、舞夜は元気良く首を縦に振った。望は大きく息をすると、顔を振る。この子にこんな辛く当たっても仕方の無い事だ。それに真一郎に施錠を徹底させれば、話はそれで済む。もしまた過ちをするようだったら、違う人間が施錠を担当すればいい。それだけの話なのだ。
 吐き出された息が、舞夜の顔を包む。望は舞夜の手を引いた。
「これから遊びに行こう。昼間遊べなかったから、そのお礼だよ」
 舞夜はまた満面の笑顔になり、望の腕に抱きついた。これからどこで何をするのか、舞夜は全く知らない。望は舞夜を連れて部屋から出た。そして、舞夜には聞こえない程小さな声で呟いた。
「そして、部屋を出たお仕置きだ」


 防音にされたパーティー部屋には、巨大な浴槽がある。優香の部屋にあるような二、三人だけが入られるような浴槽ではなく、十人くらい入れる大きな物だった。そこで優香と恵美がワイングラス片手に浴槽に浸かっていた。
「真一郎さんに何かお仕置きしなくちゃね。絶対に知られちゃいけない事を、よりにもよって光さんに知られてしまうなんて、ドジよね」
 優香が水滴のついたワイングラスを頬に当てながら言う。恵美はそれをつまらなそうに見ていた。恵美は優香よりも早いペースでワインを飲んでいた。
「もう二度と見なければいい。それは優香さんが言ってたじゃないですか。許してやってくださいよ。まさか本当に殺す気ですか? これから新しいメイドを雇ったとしても、真一郎の代わりになるまで相当時間がかかりますよ」
 恵美は真一郎を愛していた。だからこそ結婚した。そして、二人の仲はパーティーや狩りをするようになってからますます深いものになった。二人で地下室やこの部屋を改造し、死体の処理をした。二人しか知らない秘密がたくさんあった。秘密があったからこそ離れられなくなっていた。
 パーティーの時、自分が望に犯されているのを真一郎に見せて、それで真一郎が細やかな嫉妬心を持つと、恵美はパーティーの後何時間も真一郎に抱かれた。そうやって、今の今までずっと関係を築き上げてきた。それを、優香に破壊されたくなかった。
 恵美と真一郎は風俗店で出会った。真一郎は一会社員の客として、そして恵美は相手をする風俗嬢として。その時、まだ恵美は高校生だった。にも関わらず、薄紫色のライトの中で佇む恵美の姿は非常に美しく、赤い髪の毛の艶やかな輝きは、彼女の凛とした態度に見せていた。それは今でも何も変わっていない。
 真一郎は、恵美の過去や家族関係については聞かなかった。聞いたところで彼女が背負ってきたものを軽く出来るとは思わなかったし、何より恵美という女性はそんな事で自分の背負ってきたものを軽くするような簡単な女じゃない事を、真一郎は直観的に気づいていた。
 風俗店でのセックスが、二人にとって最初で最後の愛の無いセックスになった。
 それから二人は個人的な付き合いをするようになった。同棲をして、真一郎の稼ぎも入った為、恵美は風俗嬢を辞めてまともに働きだした。ちょうど、そうして二人で真面目な暮らしをしようかとしていた矢先に、優香に声をかけられた。優香とは遊園地で出会った。二人が観覧車に乗ろうと待合場にいた時だった。何故、自分達に声がかけられたのか、二人は全く分からなかった。それは、今でも分かっていない。本人に聞くと、
「よく働きそうだったから」
 という、曖昧な答えしか言わなかった。
 そして、昨日まで生活をするのがぎりぎりだった暮らしが一変し、豪華な屋敷に住み、食事にも苦労しなくなった。二人は最初戸惑うばかりだったが、やがてその生活にも慣れていった。
 しかしそんな時、恵美の心に大きな風穴が生まれた。それはこの屋敷に住むようになった為に生まれた不安だった。今までお金が無かったから、真一郎と二人で頑張って生きてきた。だが、今は違う。二人が一緒でなくとも、生活は十分に送れるようになった。ならば、真一郎はこれからも自分の事を愛してくれるだろうか。愛してくれないかもしれない。別の女性を愛してしまうかもしれない。
 そんな根拠も何も無い不安が、恵美の胸の奥で繁殖した。
 それが恵美をオークションへと導いた。二人しか知らない秘め事を作り、決して離れられないようにしよう。そう決めた。その為に恵美は真一郎の前で何人もの子供を殺した。どの子も涙を流しながら、自分の幸せの為に死んでいった。最初は真一郎もその行為をただ見て唖然とするだけだったが、何回かやってる内に自分もそれに参加するようになり、恵美も真意も本人から聞いた。そして、恵美は真一郎からこう言われた。
「こんな事しなくても、俺はお前を見捨てたりしないのに‥‥」
 真一郎は自分の目の前で何の躊躇いも無く人を殺す恵美を見た時、言い難い喜びを感じたのを覚えている。自分の前でだけ、何もかも曝け出してくれる女。犯罪すらも、自分に見せてくれる。それほど、この女は自分を信頼してくれる。それが嬉しかった。死んだ者を可哀相だとも思った。しかし、それ以上に恵美の想いに真一郎は心打たれた。
 それから恵美はオークションに行く事をやめようとした。秘め事を作らなくても、真一郎は傍から離れないと言ってくれたからだ。しかし、その時にはもう遅かった。恵美の心の中で、別の感情が激しく燃えだしていた。
 それは人間を殺した時に感じた、猛烈な性的興奮だった。目の前の人間が死に、そして自分は生きている。おさまらない昂ぶりが、たまらなく心地好かった。そして、その興奮の波に乗るサーファーのように、真一郎は恵美を抱いた。その快感が、恵美はどうしても忘れられなかった。そして、情事の後にマリファナを吸いながら、愛する真一郎と何気ない会話を交わし、決して切れない糸を何度も弄くった。
 その喜び、快楽から恵美は離れられなかった。
 恵美はワインを呷るように飲みながら、昔の事をふっと考えていた。考える度に、優香の言うお仕置きというものが何なのか、恐くなった。
「お仕置きって言っても、大した事はしないわよ。そんなに嫌な顔をしないでよ、恵美さん。ちょっと仕事の量を増やすくらいよ」
 ワインと熱い湯で火照った体を風呂から半分身を乗り出しながら、優香はそう呟いた。しかし、恵美は何故か嫌な顔を崩せなかった。
 そんな時、望と真一郎が入ってきた。そして、その後ろに舞夜がいた。三人とも全裸だった。舞夜の裸体はまだ女と言うには、あまりにもか弱いものだった。乳房もまだ未発達で、股の付け根などは、まだどの男も触れてはいないだろう。その顔は少し不安に慄いている。これから何をするのか、分からないからだろう。なかなか足を進ませない舞夜の背中を望がゆっくりと前に押した。
「可愛い子ね。どことなく光さんに似ている気がするんだけど、偶然?」
 優香が目を大きく開きながら訊ねる。望はこの子しか残らなかった、とだけ言って舞夜を風呂に入れた。そして、自分も風呂に浸かった。真一郎もそれに続く。五人が湯槽に浸かっても、まだその風呂は余裕があった。
「この子にワイン飲ませてみない? なんか面白い事になりそうじゃない」
 優香が人肌でほんのりと暖かくなったワイングラスを、舞夜に手渡した。舞夜はグラスの匂いを臭いだだけで、吐きそうな顔をする。望がグラスを舞夜から取り上げると、自分で飲み干した。
「まだ早いよ」
「これからやる事だって、十分早いと思うけどね」
 優香はこれからの事を想像しているのか、ふふふっと含み笑いをした。
 恵美はじっと真一郎の顔を見つめている。射るような鋭い視線だったが、その瞳の奥には悲しみに満ちていた。真一郎はバツが悪そうに顔を反らしている。
 食器を二人で洗っている間も、二人は一言も言葉を交わさなかった。初めて犯した失敗に、真一郎は完全に動揺していた。恵美もすぐに慰めようとはせず、目が合う度に無機質な視線を真一郎に送りつけた。しかし、恵美は決して真一郎を憎んではいなかった。すぐに慰めなかったのは、どんな言葉をかければいいのか分からなかったからだった。
 誰よりも知っている人だったのに、何と言えば良いのか分からない自分が嫌だった。
「‥‥何すまなそうな顔してるのよ。別に私は怒ってないわ。心配してるの。あなたが気を落としていると思って」
「‥‥お前にも心配かけた。すまない」
 真一郎は珍しく深々と恵美にお辞儀をした。鼻が湯に浸かる。恵美は小さくため息を吐き、苦笑いを作る。
「謝る必要なんて無いのよ」
 恵美は僅かに赤く染まった腕を湯槽から突き出すと、真一郎の首に巻き付けた。そして、そのまま抱き締めた。真一郎の体はまだ湯槽に浸かってから少ししか経っていないから、恵美にはとても冷たく感じた。それを自分の体温で暖めるかのように、強く強く抱き締めた。
 今の自分の台詞はこの人を癒せたのかな? と恵美は湧いてくる不安を、肌で感じる冷たさに問い掛けていた。そして、段々と消えてゆく冷たさを、確かに感じた。
「向こうが始めたみたいだから、こっちも始めましょう」
 優香が舞夜の肩に手を伸ばした。そして、舞夜の背中に自分の乳房を押しつけ、背中から抱き締めるような形になった。
 優香の細く、しかし舞夜の細さとは明らかに違う指が、舞夜の胸の微かな膨らみを撫でる。舞夜は何が起こったのか分からないようで、優香の顔を見ようと首を曲げている。その仕草が可愛いわ、と優香は湯気に囲まれた白い部屋の中に響く声で言って、首にも手をまわした。その様子を望はじっと見つめている。
 いとおしさが肉体の渇望へと、次第に変わっていく。罰が、快楽へと変貌してゆく。ワインの甘い香りが、罪悪感を消してゆく。目の前の少女が、本物の光に見えてくる。
 優香の長い髪の毛が、舞夜の華奢な体にぴったりと絡み付いている。まるで黒い鎖に繋がれたかのように。黒い鎖の合間からのびる優香の手が舞夜の体全体を愛撫する。望が舞夜の唇を塞ぐ。望の舌が舞夜の歯を隅々まで舐め、半分無くなった舌の先端を突く。その不思議な感触に、舞夜はただただ身を任せるしかなかった。
 恵美と真一郎は三人の事など気にもせず、馴れ親しんだ体を楽しんでいる。よく知っている淫らな脚線、貧しい頃につけた首の傷、そんなものを確かめるように、互いの体に溺れていく。体だけで惹かれたのではない。そう思いながらも、目の前にある肉体の蠢きに目を反らせなかった。
「初めは俺だ。母さんはやらないで」
 息の上がってきた舞夜を挟むような形の望と優香。舞夜の体越しに望は言う。優香はいつもより深い笑みを浮かべるとゆっくりと舞夜の体から離れる。右を見ると真一郎と恵美が、そして左には望と舞夜がいる。
 面白い光景だわ、と優香は思いながら、またワインを口にした。
「何もしなくていい。ただ、僕に体を預けていればいい。これは誰もが通る道なんだ。特別な事じゃない」
 望は舞夜の耳元でそう呟く。舞夜は聞いているのかいないのか、分からないような顔をしている。長い愛撫で、殆ど恍惚状態だった。望は湯の中でそそり立った自分の性器を、ゆっくりと舞夜の下半身に誘導し、そして何の躊躇も無く舞夜の中にそれを沈めた。一定のリズムを刻んでいた舞夜の呼吸が急に止まった。
「あ‥‥ああ‥‥」
 舌の無い舞夜には、それしか言う事が出来なかった。しかし、それは明らかに苦痛によって搾り出された声だった。舞夜の手が望の背中に回り、立てられた爪が背中に五本の血の跡を作った。五本の線から滴れる血が、湯の中で溶けていく。そして、もう一ヶ所、別の所から滲み出てくる血が湯の中で散乱して消えていく。舞夜が顔を望の肩に押しつける。 望の肩から風呂の湯とは、違う雫がこぼれ落ちる。望はそれが舞夜の涙である事はおろか、舞夜が涙を流している事にすら気づかなかった。
 望はゆっくりと舞夜の体を上下に動かす。バシャバシャと湯が波打ち、優香の持つグラスに数滴の血の交じった湯が落ちる。それを、優香は美味しそうに飲み干す。その手を恵美の手が捕まえた。
 優香が恵美の方を振り向くのとほぼ同時に、恵美の舌が優香の口の中に入った。真一郎の太い腕が優香の腹に絡み付き、手が股の中に入り込んでいく。優香は驚きもしないで、その行為を受け入れる。恵美が優香の耳たぶを甘噛みしながら呟く。
 何もかも忘れましょう、と。優香は薄黄色い光の灯る天井を眺めながら、そうね、と笑った。
 望達の体から出来る波と、恵美達から生まれる波が、湯槽の真ん中で相殺される。もはや誰も何も理解していない。目の前にある映像が、何の意味も無く頭の中に挿入されていく。
 自分が何故ここにいるのか、何故、他の人間が喧しい光の中で働いているのか、そんな事を、舞夜を犯しながら望はふと思う。でも、答えを出す前に、そう考える事をやめてしまう。苦痛から次第に快楽を感じるようになった舞夜の腰や肩を何度も撫でていると、もうそんな事もどうでもよくなってしまう。手や性器から感じる感触と、目の前の映像が頭の中でいっぱいになって、考えるという事まで気が回らなくなっていた。
 ゆっくりと、だが確実に目の前が白くなっていく。終わりが近づいている、と誰もがぼんやりと考える。だが、揺れる湯といつまでも上に昇っていく白い湯気が、その時間すらも歪ませている。一体、いつ、どうすればこの時間が終わるのか、誰にも分からなかった。


第二章・完
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